検索・AI表示LLMs.txt・AI向けのサイト案内
llms.txt
llms.txtとは、AIが読みやすいように、ホームページの要点と主なページのアドレスをまとめておくテキストファイルです。
取材に来た記者に手渡す、1枚もののお店の紹介資料のようなものです。
もう少し詳しく
2024年に提案された形式で、主要なAIサービスがすべて読み込むと表明している標準ではまだありません。Googleは2026年6月、検索にllms.txtは不要で、表示や順位に良い影響も悪い影響も与えないと発表しました。ほかのAIツールが参考にする可能性はあるので、軽く用意しておく程度で十分です。
お店の一言紹介、営業時間・場所、主なページの一覧を短くまとめます。ファイルは「〇〇.kr/llms.txt」に置きます。
llms.txtがあっても、ホームページの本文が充実していなければ意味がありません。まずは本文をしっかり書くことが先です。
llms.txtは必ず必要ですか?
いいえ、必須のファイルではありません。llms.txtは、2024年9月にジェレミー・ハワード(Jeremy Howard)がllmstxt.orgで提案した形式で、検索エンジンやAI企業が共同で定めた公式の標準ではありません。
Googleは2026年6月、llms.txtのようなファイルはGoogle検索には不要で、表示や順位に良い影響も悪い影響も与えないと案内に記載しました。同じ案内の中で、ほかのサービスやシステムのためにこうしたファイルを管理するのは問題ないとも述べています。
つまりllms.txtは、「ないと損」なものではなく、「一部のAIツールが参考にできる要約」くらいに捉えるのが正確です。作る手間は小さいので、ホームページの本文をすべて整えた後に付け加える、最後の仕上げとして考えれば十分です。
提案文書は、限られた分量の中でAIがサイトの内容をすばやく把握できるよう手助けすることを目的に挙げています。内容の多い開発ドキュメントのサイトで先に使われ始めたのも、そのためです。
llms.txtには何をどんな順番で書けばいいですか?
llms.txtはマークダウン(見出しは#、リストは-で書くシンプルな文章形式)で書きます。提案文書では決まった順番がありますが、必須なのはいちばん上のサイト名1行だけです。
「Optional」のまとまりは、AIツールが読む分量を減らす必要があるときに飛ばしてもよいリンクを集めておく場所です。必ず知ってほしいページは前の方のリストに、あれば役立つページはOptionalに分けておけば大丈夫です。
リストの各リンクには、コロン(:)の後に1行の説明を付けられます。「料金表:花束・サブスクリプションの料金」のように書いておけば、AIツールがリンクを開く前でも、何が載っているページなのかがわかります。
表は横にスワイプして見られます
| 順番 | 形式 | 花屋のホームページの例 |
|---|---|---|
| 1. サイト名(必須) | #で始まる見出し1行 | # ポムナル花屋 |
| 2. 1行の要約 | >で始まる引用文 | > 合井駅近くの花屋。生花の花束・当日受け取り・定期便のサブスクリプションを扱っています。 |
| 3. 詳しい説明(任意) | 見出しなしで書く段落・リスト | 営業時間、予約方法、よくある質問の要約 |
| 4. ページ一覧(任意) | ##見出しの下のリンク一覧 | ## ご案内 の下に、料金表・予約・アクセスのリンクと1行の説明 |
| 5. Optional(任意) | ## Optional の下の、重要度の低いリンク | お店のストーリー、過去のお知らせ |
llms.txtはどうやって作ってアップロードするの?
llms.txtは短いほど良いファイルです。ページの本文を丸ごと貼り付けるより、AIがどこを読めばよいかを示す案内板として作るのが本来の目的に合っています。
提案文書では、重要なページごとに、同じアドレスの末尾に.mdを付けたマークダウン版を別に用意する方法もあわせて勧めています。お店のホームページでは必須ではなく、記事の多いブログや案内文書があるサイトで検討する価値があります。
ホームページ制作ツールによっては、llms.txtを自動で作ってくれる機能もあります。自動で作った場合でも一度は開いてみて、お店の紹介文とページ一覧が、お客様に見せたい順番になっているかを確認しましょう。
- 01お店のひとこと紹介を、「どこで・誰に・何を」が入るように書きます。
- 02お客様に必ず見てほしいページを5〜10個選びます。料金、予約、アクセス、よくある質問のようなページです。
- 03ページごとにアドレスと1行の説明を書き、リストにします。
- 04営業時間・定休日・電話番号は、ホームページに書かれている内容と一字一句同じにします。
- 05UTF-8形式のllms.txtファイルとして保存し、ホームページのいちばん上の階層にアップロードします。
- 06ブラウザでファイルを開き、ハングルが文字化けせず、リンクがすべて開けるかを確認します。
- 07価格・メニュー・時間が変わったら、ホームページと同じ日にあわせて直します。
llms.txtとrobots.txt・サイトマップはどう違いますか?
3つのファイルはどれもホームページに置く案内ファイルですが、読む側と役割が違います。robots.txtは出入りのルール、サイトマップは全ページの一覧、llms.txtはAIに渡す要約の案内です。
そのため、llms.txtを作ったからといって、robots.txtやサイトマップの代わりにはなりません。robots.txtでAIクローラーをブロックしたままllms.txtだけを置いても、案内板は掛けたのにドアには鍵をかけている状態になります。
robots.txtには、サイトマップのアドレスを知らせる行(Sitemap:)を入れられます。そのため3つのファイルのうち、robots.txtがほかのファイルへの入口の役割を果たすこともあります。
表は横にスワイプして見られます
| 項目 | robots.txt | sitemap.xml | llms.txt |
|---|---|---|---|
| 役割 | どこを読んでよいかを知らせるルール | 全ページのアドレス一覧 | 主要な内容と主なページの要約 |
| 読む側 | 検索・AIクローラー | 検索エンジン | 一部のAIツール・エージェント |
| 形式 | 決められたルールの文法 | XML | マークダウン |
| 対応状況 | インターネット標準(RFC 9309)、主要な検索エンジンが準拠 | Google・ネイバーなど主要な検索エンジンが受け付け | 提案段階、Google検索は使用しない |
| ない場合 | すべてのパスを読んでよいとみなす | リンクをたどってページを探す | 本文を直接読む |
llms.txtでよくある失敗は?
いちばん多い失敗は、一度作って忘れてしまうことです。ホームページの価格は変えたのにllms.txtに古い価格が残っていると、このファイルを読むツールに間違った情報を渡してしまいます。
llms.txtに個人情報や内部資料のリンクを入れないことも大切です。このファイルは、アドレスさえわかれば誰でも開ける公開ファイルです。
- ホームページの本文にない宣伝文句や誇張した表現を、llms.txtにだけ書いている場合
- 削除したページのアドレスが、一覧にそのまま残っている場合
- 「llms.txtさえあればAIに表示される」と聞いて、本文の整理を後回しにしている場合
- サイト全体の文章を1つのファイルに貼り付けて、長くなりすぎた場合
llms.txtについて制作会社に何を聞けばいいですか?
制作会社には「llms.txtは、ホームページの内容が変わると自動で一緒に更新されますか?それとも自分で直す必要がありますか?」と聞いてみてください。管理画面の店舗情報からファイルを生成する仕組みなら、情報がずれる心配が減ります。
たとえば
- 工房のllms.txt:「ソウル望遠洞の陶芸工房。週末のワンデークラス・レギュラークラスを運営。」と書き、その下にクラス案内・料金・アクセスの各ページのアドレスを並べます。
これだけは確認してください
- 〇〇.kr/llms.txtが開けるか
- 書かれた情報がホームページの本文と一致しているか
うちのお店には?
AI表示に力を入れるなら、あると安心です。
ISSYMOでは
llms.txtを作るかどうかは、打ち合わせで一緒に決めます。
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