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決済代行(PG)・簡単決済
決済代行(PG)とは、ホームページでお客様がカードや簡単決済で支払えるように、カード会社とお店の間をつなぐサービスです。
お店にカード決済端末を導入するのと同じです。オンラインでは、PG会社がその端末の役割を担います。
もう少し詳しく
ホームページがカード会社と直接契約するのは難しいため、Toss Payments・KG Inicis・NHN KCPのようなPG会社を通じて決済を受け付けます。決済ごとに手数料がかかります。
簡単決済とは、Naver Pay・Kakao Pay・Toss Payのように、事前に登録したカードや口座で数回タップするだけで支払う方式です。お客様がカード番号を入力しなくて済むので、決済の途中でやめてしまうことが減ります。
PGへの加入には事業者情報の確認と審査があるため、時間がかかることがあります。オンラインで物を売るには、通常は通信販売業の届出も必要です。正確な条件は管轄の区役所やPG会社に確認してください。
PGの手数料はふつういくら?
PGの手数料は決済手段と契約条件によって異なり、カード決済は決済金額の数パーセントを差し引く方式が一般的です。口座振込はパーセントに1件あたりの最低金額が付き、バーチャル口座は1件ごとに決まった金額がかかることが多いです。正確な数字はPG会社ごと・業種ごとに異なり、よく変わるので、各PG会社の手数料案内ページで契約直前に確認するのがいちばん確実です。
手数料のほかに、最初に1回払う加入費と、毎年払う管理費が別にかかることも多いです。この金額も、契約形態や、ホスティング会社・提携業者を通じて加入するかどうかで変わるので、見積りを取るときは「1件あたりの手数料・加入費・年間管理費」の3つをまとめて確認しましょう。
零細・中小事業者なら、カード手数料の優遇も確認してみてください。多くのPG会社は、最初は一般の手数料で始め、売上規模が確認できたら優遇手数料に調整する方式をとっています。調整の時期や方法はPG会社ごとに違うので、契約前に必ず公式の案内を確認しましょう。
表は横にスワイプして見られます
| 決済手段 | 手数料の方式 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| クレジット・デビットカード | 決済金額に対する割合 | 最も基本的、分割払いも可能 | ほぼすべてのお店 |
| 簡単決済 | 決済金額に対する割合(追加手数料がかかることも) | 数回タップするだけで決済、スマホで便利 | スマホのお客様が多いオンライン販売・予約金 |
| 口座振込 | 割合(1件あたりの最低金額あり) | カードを持たないお客様も決済できる | 金額の大きい注文 |
| バーチャル口座 | 1件ごとの固定金額 | お客様があとから入金、入金確認は自動 | 団体注文・貸切の予約金 |
PGと簡単決済はどう違う?
PGは複数の決済手段をまとめてつなぐ「仲介役」で、簡単決済はお客様が選ぶ「決済手段」のひとつです。Toss Paymentsの開発者センターも、PGをカード・簡単決済・口座振込・バーチャル口座など複数の決済手段をつなぐ決済代行サービスとして説明しています。
ふつうはPGと契約したうえで、その中でNaver Pay・Kakao Payなどの簡単決済もあわせて有効にする方法が多いです。簡単決済の会社ごとに別途申請や追加審査が必要な場合もあるので、どの簡単決済を受け付けるか事前に決めてPG会社に確認するとよいでしょう。
お客様にとっては、使い慣れた決済手段が表示されるかどうかが大切です。スマホのお客様が多いオンライン販売なら簡単決済を、団体注文が多いお店なら口座振込・バーチャル口座もあわせて用意する、というように客層に合わせて選べば大丈夫です。
簡単決済では、決済の途中で簡単決済会社の画面に移ってから戻ってくることが多いです。公開前のテストでは、決済後にお店のホームページへきちんと戻ってくるかもあわせて確認しましょう。
決済されたお金はいつお店の口座に入金される?
決済代金はすぐには入らず、PG会社と取り決めた精算日に、手数料を差し引いた金額がまとめて入金されます。カード会社などの決済機関がまずPG会社に精算し、PG会社があらためてお店に精算する仕組みだからです。
精算のサイクルは、PG会社、業種、契約条件によって異なります。材料を先に仕入れる必要がある工房や、定期配送をしているお店なら、手数料と同じくらい精算サイクルも大切な比較ポイントです。
返金が発生すると、精算される金額から差し引かれるか、別途処理されます。返金が集中する時期は入金額が予想より少なくなることがあるので、精算明細を確認する方法も事前に把握しておきましょう。
精算口座の名義人が事業者情報と同じかどうかも、事前に確認しておきましょう。違っていると、精算が遅れたり書類を出し直したりすることがあります。
ホームページに決済を導入する手順は?
決済には書類と審査があるので、ホームページの公開スケジュールより先に始める必要があります。Toss Paymentsの案内によると、カード会社の審査には決済が連携されたショップ画面が必要なため、テスト用のキーで先に決済を組み込んでおくことが推奨されています。
返金ルールは、審査だけでなくお客様の信頼にとっても大切です。予約金なら「前日までのキャンセルで全額返金」のように日付を基準に、商品なら交換・返品の期間と送料の負担をはっきり書いておきましょう。
オンライン決済が初めてなら、最初から多くの決済手段を導入するより、カードと簡単決済1〜2種類から始めても十分です。お客様から要望が出たら、そのときに口座振込やバーチャル口座を追加すれば大丈夫です。
- 01事業者登録をし、オンライン販売なら通信販売業の届出をします。
- 02受け付ける決済手段(カード、簡単決済、口座振込など)と返金ルールを決めます。
- 03PG会社2〜3社の手数料・加入費・精算サイクルを比較して申し込みます。
- 04制作会社がテストキーで決済画面を組み込み、商品・返金の案内が見える状態で審査を受けます。
- 05審査が終わったら本番キーに切り替え、少額で決済・キャンセルを実際に試します。
- 06最初の精算日に、精算明細が管理画面と一致しているか確認します。
定期配送・サブスクリプションのように毎月自動で決済できますか?
はい、「自動決済(ビリング)」という方式を使えば可能です。お客様が最初に1回カードを登録すれば、その後は決まった日にお客様が再入力しなくても決済されます。
カード情報はお店のホームページが直接保存するのではなく、PG会社が安全に保管し、それを指す値(ビリングキー)だけをお店に渡します。Toss Paymentsは、自動決済は定期購読型のサービスに使うよう案内しており、不定期の決済用途では審査が難しい場合があると記しています。
カフェのコーヒー豆の定期配送、花のサブスクリプション、月単位のクラス会員券などの商品に向いています。ただし通常の決済より準備することが多いので、最初は通常の決済で始め、サブスクリプションのお客様が増えたら移行する方法もあります。
決済を導入するときによくある失敗は?
いちばん多い失敗は、ホームページ公開の直前にPGを申し込み、決済なしでオープンしてしまうことです。審査で返金規定や事業者情報の表示が抜けていて、直すのにさらに時間がかかることもあります。
手数料率だけを見て選ぶのも惜しいところです。加入費・年間管理費・精算サイクル・簡単決済の追加手数料まで合わせて見ないと、実際の費用はわかりません。
決済情報のセキュリティも確認が必要です。ホームページがお客様のカード番号を直接受け取って保存せず、PG会社の決済画面に引き渡す方式なら、機密性の高いカード情報をお店が別途管理する必要はありません。
商品数が少ないなら、ホームページに決済を導入する代わりに、スマートストア(Naver Smart Store)のような販売プラットフォームにつなぐ方法もあります。手数料・管理のしやすさ・お客様情報の管理を比べて、自分のお店に合うほうを選べば大丈夫です。
決済について、制作会社に何を確認すればいいですか?
PGの審査はホームページの画面とあわせて進むので、制作を依頼するときに次の5つもまとめて確認しましょう。
- PGの申し込みに必要な画面(商品・返金案内・事業者情報)も一緒に作ってもらえますか?
- どの簡単決済を導入できますか?
- 決済のキャンセル・一部返金を管理画面でできますか?
- カード情報をホームページに保存せず、PG会社の決済画面を使いますか?
- 公開前に実際のカードで決済・キャンセルのテストをしてもらえますか?
たとえば
- 工房が、ワンデークラスの予約金をホームページでKakao Payで受け取ります。
- カフェがコーヒー豆の定期配送を販売するなら、定期決済に対応したPGの商品を選ぶ必要があります。
これだけは確認してください
- 事業者登録と通信販売業の届出が済んでいるか
- どの決済手段(カード・簡単決済・口座振込)を受け付けるか
- 返金・キャンセルのルールを決済画面の近くに書いているか
うちのお店には?
ホームページで予約金や商品代金をその場で受け取りたいときに必要です。
ISSYMOでは
機能カスタマイズホームページの「ショッピングモール・コマースタイプ」には、商品販売・オンライン決済が標準で含まれています。ほかのタイプやランディングホームページには「商品販売」「オンライン決済」オプションで追加でき、会員・決済が中心のサービスはエンタープライズの依頼書で見積りをお出しします。どの決済を導入するかは、打ち合わせで一緒に決めます。
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参考にした資料
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