検索・AI表示Answer engine・ChatGPT・Perplexity・Gemini・AIによる概要・Naver AI Briefing
AI回答エンジン(AI検索)
AI回答エンジンとは、リンクの一覧を並べるかわりに、複数のWebページを読んで要約した答えを文章で示してくれる検索サービスです。
いくつものお店を自分で見て回るかわりに、地元に詳しい人に「どこに行けばいい?」と聞いて、すぐに答えをもらうようなものです。
もう少し詳しく
ChatGPTの検索、Perplexity、Google検索の「AIによる概要」やGemini、MicrosoftのCopilot、ネイバー検索のNaver AI Briefingなど、さまざまなサービスがあります。
多くのサービスは、回答の下に根拠として使った出典リンクをあわせて表示します。自社のホームページがその出典になれば、回答の中に店名が登場し、リンクからお客様が訪れてくれます。
サービスごとに情報の集め方が異なるため、どこか1つだけを狙うより、正確で一貫したお店の情報をホームページにまとめておくことが、いちばん確実な準備です。
AI検索と通常の検索では、結果はどう違いますか?
通常の検索はリンクの一覧を表示し、お客様が自分で選んでアクセスしますが、AI検索は複数のページを読んでまとめた回答を先に表示します。お客様は回答を読んだ後に根拠のリンクを押して訪れることもあれば、回答だけを見てすぐに電話・ルート検索をすることもあります。
質問が長く具体的になる点も違います。「駐車場」「子ども連れ」「予約なしで」のような条件が付くため、その条件に答える情報がホームページに文字で書かれていなければ、回答に入ることはできません。
リンクを押さずに、回答を読むだけで終わる場合もあります。そのため、回答の中に店名とあわせて営業時間・場所・看板メニューが正確に入ること自体が、お店を知ってもらうことにつながります。
表は横にスワイプして見られます
| 項目 | 通常の検索 | AI回答エンジン |
|---|---|---|
| 表示するもの | ページのリンク一覧 | 要約した文章の回答と出典リンク |
| お客様の質問 | 「望遠洞 工房」のような短い検索キーワード | 「週末に2人で行ける望遠洞の工房を教えて」のような長い質問 |
| 自分のお店の表示のされ方 | 検索結果の中のリンク1行 | 回答の中の店名・説明・出典リンク |
| 確認方法 | Search Console・Search Advisorの実績データ | 自分で質問してみる(GoogleのAI機能はSearch Consoleの実績に含まれる) |
| 元になる情報 | 検索エンジンのインデックス | 検索インデックス・クローラーが読んだページなど、サービスごとに異なる |
AEOとGEO、AI検索最適化は同じ意味ですか?
まったく同じ意味ではありませんが、実際にやることはほとんど重なります。3つの名前はいずれも、お客様が質問したときに自分のお店の情報が回答の中に正確に入るよう準備することを指します。
AEO(回答エンジン最適化)は、AI検索が広く使われる前から使われていた言葉です。検索結果の上部に表示される短い回答や、音声アシスタントが読み上げる回答に自分たちの文章が選ばれるよう整えることを主に意味していました。
GEO(生成AIエンジン最適化)は、ChatGPTのように文章を新たに作って答えるAIに、自分たちのページを根拠として使ってもらうことを指します。「AI検索最適化」や「AI SEO」はこの2つをまとめた呼び方に近く、会社によって含める範囲が少しずつ違います。
小さなお店なら、名前ごとに分けて別々に準備する必要はありません。名前よりも、「何を直して、どんな質問で確認するのか」がはっきりしているかを見るほうが、ずっと役に立ちます。
- AEO:検索結果上部の短い回答・音声アシスタントの回答に、自分たちの文章が選ばれるようにすること
- GEO:AIが新たに書いた回答の根拠となる出典として、自分たちのページが使われるようにすること
- AI検索最適化・AI SEO:上の2つをまとめて呼ぶ言葉で、範囲は使う会社によって異なります
各サービスはどこから情報を取得し、出典をどう表示していますか?
公式ドキュメントで確認した主要サービスは、いずれもWebで見つけたページをもとに回答を作り、根拠にしたページを出典としてあわせて表示します。ただし、検索するタイミング、使うクローラー、出典の表示のしかたはサービスごとに違います。
OpenAIは、最新の情報が必要な質問であればChatGPTが自らWebを検索でき、検索を使った回答には引用表示が付く場合があると案内しています。地域に合った結果のために、IPアドレスから推定したおおよその位置情報を使うことがあるとも説明しています。検索に使うクローラーはOAI-SearchBotで、このクローラーをブロックしたサイトはChatGPT検索の回答に表示しないとしています(単なる移動用のリンクとしては表示されることがあるそうです)。
Perplexityは、質問を受けるとWebをリアルタイムで検索して回答を作り、回答ごとに元の記事へつながる番号付きの引用を付けると説明しています。検索結果用のPerplexityBotと、ユーザーの質問時にページを取得するPerplexity-Userを分けて案内しています。
ネイバーは2025年3月にAI Briefingを発表した際、要約した回答とともに、クリエイターと元のコンテンツの出典を簡単に確認できるよう表示すると説明しました。質問によっては、政府・公共機関のような公式の情報源を活用して回答を要約し、関連ページへつなぐとも説明しています。
AIが回答を選ぶ仕組みには、公開されていない部分が多くあります。そのため、特定のサービスの裏ワザを探すよりも、どのサービスが読んでも同じ回答になるよう、正確で一貫した情報を複数の場所に置いておくのが現実的な対応です。
表は横にスワイプして見られます
| サービス | 情報の探し方 | 出典の表示方法 |
|---|---|---|
| Googleの「AIによる概要」・AIモード | Google検索のインデックスから探し、関連するサブトピックに分けて複数回検索することもある(クエリ・ファンアウト) | 回答とあわせて、根拠となったWebサイトのリンクを表示 |
| ChatGPT検索 | 必要なときにWebを検索。外部の検索プロバイダーには、質問を検索キーワードに変換して送る | 回答内の引用を押すと出典が開き、引用した出典と関連リンクをまとめて見られる |
| Perplexity | 質問を受けた瞬間にWebをリアルタイムで検索 | 回答ごとに元の記事へつながる番号付きの引用を付ける |
| Naver AI Briefing | 検索で見つけたコンテンツを要約し、質問によっては政府・公共機関のような公式の情報源を活用 | 要約した回答とともに、クリエイター・元のコンテンツの出典を表示 |
Googleの「AIによる概要」に表示されるには、特別な対策が必要ですか?
Googleは、「AIによる概要」やAIモードに表示されるための別の条件や特別な最適化はないと説明しています。通常のGoogle検索でインデックス登録され、スニペット(検索結果に表示される要約文)付きで表示できるページであれば対象になりますが、対象になったからといって必ず表示されるわけではありません。
Googleは、AI向けの専用ファイルや特別なマークアップを作る必要はなく、コンテンツを細かく分割したり、AI向けの言い回しに書き直したりする必要もないと説明しています。結局のところ、クロールをブロックせず、内容が良く、ページ同士がしっかりリンクされているという検索の基本がそのまま通用します。
またGoogleは、他の人がすでに書いた内容を要約した記事より、自分で経験し知っていることをもとに書いた独自のコンテンツを勧めています。地域のお店であれば、GoogleビジネスプロフィールがAIの回答と通常の検索結果の両方で店舗情報を表示するのに役立つと案内しています。
「AIによる概要」は、Googleのシステムが通常の検索結果に役立つと判断したときにだけ表示されるため、まったく表示されない検索キーワードも多くあります。逆に、自分のページの内容をAI機能にあまり使われたくない場合は、nosnippet・max-snippetのような通常検索のプレビュー設定で調整します。
自分のお店がAIの回答に表示されているか、どう確認すればいいですか?
お客様が聞きそうな質問を決めておき、複数のAIサービスに実際に入力してみるのが、いちばん確実な方法です。AIの回答は同じ質問でも人・時間・場所によって変わることがあるため、1回の結果ではなく、同じ質問を定期的に入力した流れを見る必要があります。
Googleの「AIによる概要」・AIモードで発生した表示とクリックは、Search Consoleの検索パフォーマンスレポートの「ウェブ」タイプにまとめて集計されます。そのためAIの回答の効果だけを切り分けて見るのは難しく、下のように自分で質問して確認する作業もあわせて行う必要があります。質問の例は望遠洞の陶芸工房を想定して書いているので、ご自分の地域と業種に置き換えて使ってください。
- 01確認する質問を3種類に分けて5〜10個書き出します。店名での質問、「地域+業種」の質問、お客様の条件が付いた質問です。
- 02店名での質問を入力します。例:「望遠洞の○○工房の営業時間と定休日を教えて」「○○工房の近くに駐車できるところはある?」
- 03「地域+業種」の質問を入力します。例:「望遠洞の陶芸ワンデークラスをおすすめして」「合井駅の近くに陶芸工房はある?」
- 04条件が付いた質問を入力します。例:「週末に小学生の子どもと行ける麻浦区の陶芸工房を教えて」「1人でも参加できる2時間の陶芸クラスを探して」
- 05同じ質問をChatGPT、Gemini、Perplexity、Google検索(「AIによる概要」・AIモード)、ネイバー検索(AI Briefing)にそのまま入力します。場所によって回答が変わることがあるので、できれば同じ端末・同じ場所で確認します。
- 06回答が出たら「今教えてくれた情報は、どのページで見つけたの?」と続けて聞き、出典リンクを実際に押して、どの記事が根拠になっているかを見ます。
- 07質問・サービス・確認日・自分のお店が表示されたか・間違った内容・出典のアドレスを、1枚の表に記録します。
- 08月に1回、同じ質問で再確認し、ホームページを修正した日付と並べて変化を比較します。
AIの回答が間違った情報を伝えていたら、どうすればいいですか?
間違った内容がどこから来たのか、まず出典を探して直し、あわせてサービスのフィードバック機能で知らせる、という順番がおすすめです。AIはWeb上の記事をもとに回答するため、根拠になった記事がそのままだと、同じ間違いがまた起こる可能性があります。
Googleは「AIによる概要」が間違えることがあると案内しており、回答の下にある「低評価」アイコンを押して問題を報告する方法を紹介しています。ほかのサービスも回答ごとにフィードバックを送る機能を設けていることが多いですが、報告すれば回答がすぐに変わるという約束はどこにもありません。
わかりやすくするために、架空の望遠洞の陶芸工房「フクダム工房」を例に説明します。オーナー様がAIに定休日を聞いたところ「月曜定休」という回答が出ましたが、実際には昨年の春に火曜定休へ変更していました。出典リンクを押してみると、2年前のお客様のブログの口コミと、定休日を直していなかったホームページのアクセスページが根拠になっていました。
オーナー様は、ホームページのトップページ・アクセス・よくある質問の定休日を「毎週火曜定休」に揃え、Naver Smart Place・Googleビジネスプロフィール・Instagramの紹介文も同じ文に変えました。お客様のブログは自分では直せないため、ホームページに「昨年4月から火曜定休に変わりました」のように、変更した時期もあわせて書きました。
- 01間違った回答の画面をキャプチャし、質問・サービス・日付も一緒に記録しておきます。
- 02回答に付いた出典リンクを押して、間違った情報が書かれているページを探します。
- 03そのページが自分のホームページ・地図・SNSなら、すぐに直し、ほかの場所に書かれた同じ情報も同じ文に揃えます。
- 04お客様の口コミや古い記事のように自分では直せない場所なら、ホームページに変更内容と変更した時期をはっきり書きます。
- 05修正したページは、Search Consoleの「URL検査」とNaver Search Advisorのウェブページ収集リクエストで、もう一度読み込むよう知らせます。
- 06Googleの「AIによる概要」なら回答の下の「低評価」アイコンから問題を報告し、ほかのサービスもフィードバック機能があればあわせて送ります。
- 07数週間後から、同じ質問で再確認します。Googleは、ページを再クロールするまでに数日から数か月かかることがあると案内しています。
AIの回答に引用されやすい文章はどう書けばいいですか?
質問に最初の1文で答え、数字と固有名詞をはっきり書いた文章が効果的です。「駐車できます」より「建物の地下駐車場が2時間無料、週末は空きが少なめです」のように条件まで書くと、AIがそのまま引用しやすくなります。
同じ情報をページごとに違う書き方にしないことも大切です。トップページには「20時まで」、アクセスページには「21時まで」と書かれていると、AIはどちらが正しいのか判断できません。
表やリストも役に立ちます。料金表を画像ではなく文字の表で、利用の流れを番号付きリストで書けば、人もざっと読みやすく、機械も項目を分けて読み取りやすくなります。
お店の紹介の段落は、その段落だけを切り出して読んでも何のお店かわかるように書きます。AIはページ全体ではなく、質問に関係する部分だけを選んで引用することが多いため、「上で述べたように」のような前の段落に頼る表現は減らすのがおすすめです。
- 紹介:「心を込めた空間」→「合井駅7番出口から徒歩3分、生花の花束・当日受け取りの花屋」
- 価格:「リーズナブルな価格」→「花束は3万ウォンから、配送料別」
- 時間:「年中無休」とだけ書く→「毎日11時〜20時、旧正月・秋夕の当日は休み」
- 対象:「どなたでも歓迎」→「小学1〜3年生対象、1クラス6名」
- 予約:「予約必須」→「ネイバー予約で前日まで、当日の空きは電話で確認」
- よくある質問:「お問い合わせください」→「1人で行っても大丈夫ですか?はい、定員6名のうち2席はお1人様用の席です。」
広告・口コミ・ブログはAIの回答に影響しますか?
3つともAIの回答と関係がありますが、関わり方がそれぞれ違います。広告はお金を払って買う枠であり、口コミとブログはAIが読めるWeb情報の一部である、という点がいちばん大きな違いです。
広告は、サービスごとに導入の有無や表示位置が違います。一部のサービスはAIの回答の近くや中に広告を表示することがあり、こうした枠には通常、広告であることを示す表示が付きます。広告費を使えばAIが作る回答の根拠となる出典に選ばれる、という公式の説明は確認されていないため、広告と回答の中での表示は分けて考えるのが安全です。
口コミはお客様が残した実際の体験なので、AIがお店の雰囲気や長所・短所を説明するときに参考にできる情報です。ただし、どの口コミをどの程度反映するかはサービスが公表していません。口コミの数を無理に増やすより、いただいた口コミに誠実に返信し、口コミによく出てくる質問をホームページにまとめておくほうが長続きします。対価を払って書いてもらった口コミはその事実を明示しなければならないなど、法的な基準もあります。
お客様が書いたブログの口コミ、地域ニュースの記事、オーナー様が自分で書くブログは、どれもAIが根拠にできる記事です。そのため、古いブログ記事に残っている価格・定休日がAIの回答に混ざって出てくることもあります。自分でブログを運営しているなら、ホームページと同じ情報を書き、変更点は新しい記事で知らせつつ、ホームページへのリンクを貼っておきましょう。
同じ内容を少しずつ変えた記事をいくつも投稿するのは避けましょう。Googleは、順位やAIの回答を操作する目的でページを大量に作ることは、「大量生成されたコンテンツの不正使用」というスパムポリシーの違反にあたると説明しています。
- 広告:広告表示が付く有料の枠です。回答内の出典選定に反映されるという公式の説明は確認されていません。
- 口コミ:実際のお客様の体験なので参考にされることがあります。数よりも内容とオーナー様の返信を大切にしましょう。
- ブログ:AIが読むWeb上の文書です。古い情報が残らないよう、新しい記事で変更点を知らせましょう。
AI表示の対策を外注するとき、何に注意すべきですか?
「AIの回答で1位を保証」「ChatGPTで上位表示」のように結果を約束する提案には注意してください。AIサービスは回答を作る仕組みを公開しておらず、頻繁に変更するため、誰にも結果は保証できません。OpenAIも、検索用クローラーを許可しても表示位置は保証されないと案内しています。
Googleは、Webのあちこちに実態のない言及を作る方法は思っているほど効果がないと述べており、スパムポリシーは生成AIの回答にも同じように適用されると説明しています。偽の口コミや自動生成された記事で言及を増やすやり方は避けるべきです。
業者と話すときは、下の質問をしてみてください。具体的に答え、確認結果もあわせて見せてくれる業者なら、何が変わったのかをオーナー様も追いかけることができます。
- どんな質問リストで、どのサービスで、どのくらいの頻度で確認しますか?
- ホームページの具体的にどの文章・ページ・設定を直しますか?
- 確認結果を表や画面キャプチャで受け取れますか?
- 契約が終わっても、修正した内容とアカウントの権限はお店に残りますか?
たとえば
- お客様が「〇〇洞で子連れで行きやすいブランチカフェを教えて」と尋ねると、AIが複数のホームページや口コミを読み、何軒かを選んで紹介します。
これだけは確認してください
- 自分のお店の名前+地域で、AIに実際に質問してみたか
- AIが答える営業時間・料金が正しいか
- 間違った情報があれば、まずホームページ・地図の情報から直したか
うちのお店には?
お客様がAIにお店のことを尋ねる可能性があるすべての業種に当てはまります。
ISSYMOでは
すべての商品に、検索・AI表示の基本設定が含まれています。「保守管理+検索・AI成長」では、主な質問をAIに実際に投げかけ、お店が回答に登場するかを毎月確認します。
保守管理+検索・AI成長よくある質問
参考にした資料
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