地域・マーケティングGoogle Analytics 4・アナリティクス
アクセス解析(GA4)
アクセス解析(GA4)とは、ホームページに何人が、どこから来て、どのページを見て離れたのかを教えてくれる、Googleの無料の解析ツールです。
店内の動線を記録する防犯カメラの統計のようなものです。人の姿は映らず、数字だけが見えます。
もう少し詳しく
お客様がどのページで多く離脱しているかがわかれば、そのページから直せばよいのです。
ネイバー・Instagram・広告のどこから来たお客様が多いか、スマホとパソコンのどちらで見ているかもわかります。
予約ボタンのクリック・電話ボタンのクリックといった重要な行動を「イベント」として設定しておけば、訪問者数よりもはるかに役立つ数字を確認できます。解析ツールを使う場合は、個人情報処理方針にその旨を記載します。
GA4はどうやって導入する?
Googleアナリティクスのアカウントとプロパティを作り、ウェブのデータストリームで発行されたGoogleタグをホームページに入れれば完了です。プロパティは、1つのホームページのデータを集める箱だと考えるとわかりやすいでしょう。
導入を制作会社に任せたなら、公開前に2つのことを必ず確認します。プロパティがお店のアカウントに作られているか、オーナー様が管理者権限を持っているかです。
導入した日には、個人情報処理方針も一緒に直します。GA4を使っていることと、何のために使うのかを同じ日に書いておけば、書き漏らしません。
画面の名前は変わることがあるので、大まかな流れだけをまとめました。詳しい画面は、アナリティクス ヘルプの設定ガイドもあわせてご覧ください。
- 01スタッフ個人のアカウントではなく、お店用のGoogleアカウントでGoogleアナリティクスにログインします。
- 02アカウントとプロパティを作り、タイムゾーンは韓国、通貨は韓国ウォンに設定します。
- 03ウェブのデータストリームを追加してホームページのアドレスを入れると、「G-」で始まる測定IDが表示されます。
- 04ホームページビルダーの解析設定欄に測定IDを入れるか、Googleタグのコードをすべてのページに入れます。
- 05自分のスマホでホームページを開き、「リアルタイム」レポートに訪問が表示されるか確認します。
- 06データの保持期間を確認して必要なら14か月に延ばし、制作会社には必要な権限だけを別に付与します。
GA4でいう「イベント」とは?
GA4では、お客様のあらゆる行動をイベントとして記録します。ページを開いたことも、スクロールしたことも、ボタンを押したことも、それぞれ1つのイベントです。
イベントの中でもオーナー様にとって特に重要なものを「キーイベント」としてマークします。以前は「コンバージョン」と呼ばれていたもので、韓国語の画面では「主要イベント」と表示されます。通常のプロパティでは最大30個までマークできますが、小さなお店なら2〜3個で十分です。
カスタムイベントの名前は英小文字とアンダースコアで付け、一度決めたら変えないのがおすすめです。名前は大文字と小文字が区別され、途中で変えると以前の記録と続けて見るのが難しくなります。
「拡張計測機能」は、コードを別に入れなくてもさまざまな行動を数えてくれるので、最初に始めるのに向いています。ただし、予約完了のようにお店ごとに違う行動は自動では拾われないので、自分で設定する必要があります。
表は横にスワイプして見られます
| 種類 | 例 | 設定方法 |
|---|---|---|
| 自動収集イベント | 初回訪問・セッション開始 | タグを入れるだけで記録されます |
| 拡張計測機能イベント | ページビュー・スクロール・外部リンクのクリック・ファイルのダウンロード | データストリームの設定でオン・オフします |
| 推奨イベント | generate_lead(お問い合わせ・相談の申し込み) | Googleが決めた名前で自分で設定します |
| カスタムイベント | 予約ボタンのクリック・電話ボタンのクリック | お店に合わせて名前を決めて設定します |
最初はどのレポートを見ればいい?
最初はレポートを3つ覚えれば十分です。「リアルタイム」レポートは導入がうまくいったか確認するとき、「トラフィック獲得」レポートはお客様がどこから来たかを見るときに使います。
「ページとスクリーン」レポートは、どのページがよく読まれているかを示します。ここでキーイベントの数字もあわせて見れば、「よく見られているのに予約が少ないページ」を見つけられます。
「トラフィック獲得」レポートには、Organic Search(検索)、Organic Social(SNS)、Direct(アドレスを直接入力した、または参照元が残らなかった訪問)、Referral(ほかのサイトのリンク)のようなチャネル名が表示されます。メニューの位置はアップデートで変わることがあります。
GA4では、お客様がどんな検索キーワードで来たかは詳しく見えません。検索キーワードはGoogle Search ConsoleとNaver Search Advisorで確認し、訪問後の行動はGA4で見る、というように使い分ければ、お客様がたどった道筋が最初から最後までつながります。
GA4の数字を見るときの注意点は?
GA4の「ユーザー」は、実際の人数と正確に同じではありません。同じお客様がスマホとパソコンでそれぞれ訪れると2人と数えることがあり、Cookieを消したり追跡をブロックしたりするブラウザでは、一部の訪問が抜け落ちます。
カカオトークのトークルームや一部のアプリでリンクを開くと、参照元が残らずDirectとして記録されることもあります。そのため、SMS・カカオトークで送るリンクにはUTMを付けておくのがおすすめです。
オーナー様やスタッフがホームページをよく開いていると、その訪問も数字に混ざります。内部トラフィックを除外する設定をするか、数字を見るときにその点を考慮しましょう。
そのため、GA4の数字は正確なお客様の数というより、流れを見る指標として使うのがおすすめです。先月より増えたか、どの経路が伸びたかのように方向を見れば、小さな誤差に振り回されません。
GA4の設定でよくある失敗は?
導入はしたのに誰も見ていない、というのがいちばんよくあるケースです。何を数えるかを決めないと訪問者数だけが残り、その数字からは何を直すべきかわかりにくくなります。
導入を終えたら、一度は自分でお客様のように操作してみてください。予約ボタンを押してお問い合わせを送り、「リアルタイム」レポートにそのイベントが表示されるか確認すれば、設定ミスのほとんどを見つけられます。
ホームページを作り直したりアドレスを変えたりするときに、タグを移し忘れて記録が途切れることもよくあります。リニューアルのチェックリストに「解析タグの確認」を必ず入れておいてください。
レポートを見るだけで何も変えないのも、もったいない点です。数字から直すべき箇所を1つ見つけたら、そのページを直し、翌月に同じ数字をもう一度見るところまでが分析です。
- 制作会社のアカウントにプロパティを作ってしまい、オーナー様が管理者権限を持てない
- ビルダーの連携と直接入れたコードが重なり、ページビューが2回ずつ記録される
- データの保持期間を確認しておらず、古い「探索」のデータが見られない
- お客様の名前・電話番号・メールアドレスをイベントの値に入れてしまう(Googleのポリシー上、個人を特定できる情報は送ってはいけません)
- 予約・お問い合わせのようなキーイベントを決めず、訪問者数だけを見ている
業種別に、何を数えるとよい?
売上に近い行動を1〜2個キーイベントに決め、その手前の段階の行動を通常のイベントとして数えれば、流れが見えてきます。業種によって、お客様が最後に押すボタンは違います。
カフェは道案内ボタンと団体注文の問い合わせ、美容室は予約ボタンのクリックと予約完了を数えます。工房はクラス申し込みフォームの送信、学習塾は相談申し込みフォームの送信と電話ボタンのクリックがよく合います。
数字は毎日見なくても大丈夫です。月に1回先月と比べ、ホームページを直した日付をメモしておけば、何に効果があったのかあとでわかります。
数字を一緒に見る人がいるなら、イベント名と意味を表にまとめて共有します。「reserve_clickは予約ボタンのクリック」のように書いておけば、スタッフや制作会社と同じ数字を見ながら話ができます。
たとえば
- カフェ:メニューページまで来たお客様のほとんどがそこで離脱しているなら、メニューページに予約・道案内のボタンがあるか確認します。
これだけは確認してください
- GA4アカウントのオーナーが、お店(オーナー様)のアカウントになっているか
- 予約・電話・お問い合わせボタンのクリックをイベントとして計測しているか
- 個人情報処理方針に解析ツールの使用を記載したか
うちのお店には?
広告を出している場合や、ホームページの効果を数字で確認したい場合に必要です。
ISSYMOでは
GA4は公開時に連携いたします。「アクセス統計ダッシュボード」オプションで、流入やお問い合わせのコンバージョンを管理画面で確認できます(Standardには標準搭載)。どの行動を計測するかは、打ち合わせで一緒に決めます。
打ち合わせを予約するよくある質問
参考にした資料
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